耐腐食性を持つ硬化ステンレス鋼?当社にお任せください。。
Kolsterising®は、ステンレス鋼、コバルトおよびニッケルベース合金の表面硬化処理技術として各業界で実証されており、耐腐食性を損なうことなく、究極の硬度と相まって機械的特性と耐摩耗特性の向上を実現します。
ボディコート社が独自に提供するKolsterising®は、特殊ステンレス処理加工 (S³P) の一環をなす技術の一つであり、ステンレス鋼特有の課題に対応した付加価値の高い熱処理を提供すべく開発されたものです。
当社がお届けするKolsterising®とその他のS³P処理技術は、20年以上にわたり、様々な業界で高い評価を得ています。当社のS³P処理を行うことでスチール表面の機械的特性が著しく向上したとの結果が数多くの論文で報告されています。
カジリを過去のものに
ステンレス鋼合金は、その優れた耐腐食性のため、腐食性のある環境下でさまざまな分野で数多く利用されています。しかし残念ながら、こうした合金は耐カジリ性や耐摩耗性に乏しく、寿命や適用範囲に限界があります。そこでカジリを解消するために、さまざまな産業用途でKolsterising®が使用されるようになりました。Kolsterising®は、カジリ現象を克服するだけでなく、耐摩耗性と疲労強度を著しく向上させます。
Kolsterising 処理済条件下では、45.5 MPa (6.6 KSI) というカジリ応力のしきい値が測定されました。Kolsterising®表面処理後(写真右)には、カジリが完全に解消されました。この材料に対して842.5 MPa (122.2 KSI) の荷重を与えたところ、圧縮降伏強度を超えたものの、カジリは観察されませんでした。
硬性アップ
ボディコート社のKolsterising® (S3P) による処理前後で、表面硬度を比較しました。S3P処理後の材料では、硬度レベルが処理前よりも高くなり、結果的に耐摩耗性も向上しています。
Kolsterising®は、オーステナイト系、マルテンサイト系、フェライト系および二相ステンレス鋼に加えて、ニッケル基合金、コバルトクロム合金の表面硬度と耐摩耗性を向上させるために開発されました。ボディコート社では、100種類以上の合金を取り扱った実績があります。
特定の業界や用途に関する文献および試験データを集めたライブラリーをご用意しています。
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お客様の用途に応じた材料に関するご相談、ステンレス鋼に関する課題を解消できる最適なソリューションについては、当社の技術担当者までお問い合わせください。
案内書:特殊ステンレス鋼の処理 - S3P
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案内書:医療グレード材料の表面硬化処理
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